株式投資型クラウドファンディングのメリット・デメリット

株式投資型クラウドファンディングによる資金調達のメリット・デメリットについて、簡単にまとめました。ご検討中の方に、ご参考にして頂けたらと思います。

■ メリット

(1)ベンチャー投資をしたい個人から広く薄く資金を調達することができる。

(2)資金の調達と同時に、応援してくれるファンを作ることができる。

■ デメリット

(1)(前提として、金額的に見た時に1年間通算で1億円以上となる投資勧誘であり、かつ、勧誘した相手の人数で見た時に6か月通算で50人以上の者に声を掛ける投資勧誘の場合には、金商法に基づく発行開示が必要となる。また、株式投資型クラウドファンディングでの調達では50人以上に声を掛けたことになる。そのため、)クラウドファンディングで資金調達してから6か月の間は、(1年間通算で1億円以上となる)少人数私募ができなくなる。

(2)株主数が数百人規模で増えて、株主総会の開催及び運営の負担が大きくなり、株主総会マターについての機動力を失うことになる。

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