会社法改正案が賛成多数で衆議院を通過しました。親会社の株主が完全子会社の取締役を訴えることが可能となります(多重代表訴訟)。現行会社法上、親会社の株主は、完全子会社の取締役が完全子会社に損害を発生させた場合でも、株主代表訴訟を提起して完全子会社の取締役に対して責任を追及することができないという問題点があり、改正案はこれを修正するものです。