プロフィール ─ 弁護士 寺西章悟

弁護士 寺西 章悟 Shogo Teranishi

経 歴

  • ・2006年 東京都立大学法学部 卒業
  • ・2008年 東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻 修了
  • ・2008年 最高裁判所司法研修所 入所
  • ・2009年 長島・大野・常松法律事務所 入所
  • ・2012年 てらにし法律事務所 開設
  • ・2014年 田島総合法律事務所(現田島・寺西・遠藤法律事務所)にパートナーとして合流
  • ・2016年~2023年 ブティックス株式会社(9272) 社外監査役/社外取締役
  • ・2019年 ニフティライフスタイル株式会社(4262) 社外監査役(現任)
  • ・2023年 事務所代表弁護士に就任

所 属

  • 東京弁護士会 会社法部
  • 田島・寺西・遠藤法律事務所(所属弁護士13名)/代表パートナー弁護士
  • 情報法制学会(ALIS)

メッセージ

2009年に弁護士登録して以来、一貫して、M&A、ベンチャーファイナンスなどの取引案件と、会社その他の法人のガバナンスに関する案件及び会社関連訴訟を取り扱ってきました。

M&Aに関しては、上場企業による非公開会社の買収事案を中心として、数多くのM&A案件を取り扱って参りました。上場企業に対する敵対的買収、公正取引委員会に届出を要する規模の株式取得案件、プレパッケージ型事業譲渡なども幅広く取り扱ってきました。

また、ベンチャーファイナンスに関しては、VC側、ベンチャー側の両方で、10桁の資金調達案件も含めて数百件に及ぶ案件に関与してきました。政府系ファンドの投資第1号の案件にも関与させて頂きました(「資本政策・ファイナンス」のページでご紹介しています。)。

ガバナンス案件では、上場企業からスタートアップまで多数の企業の支配権紛争を経験し、私立大学理事長の解任事案や、上場企業グループの不祥事に関する第三者委員会の委員長も経験してきました。

熱くなるのは紛争案件で、案件毎に、依頼者の立場に即して、当該案件での最大限の創意工夫を行い、紛争解決に邁進してきました。紛争を解決して依頼者に喜んでもらえる時が一番嬉しい瞬間で、大きなやりがいを持って仕事に取り組んでいます。新規事業の適法性を主張して最高裁まで戦い抜き、勝訴した経験も有しています。

所属弁護士が10名を超える事務所の経営弁護士(パートナー弁護士)の立場ですが、日々の顧問先の契約書のレビューを含めて全件、全てのプロダクトに関与するスタイルにこだわりを持って業務を行っています。

分業が進んでいる現在において、取引案件と紛争案件の両方について豊富な経験を積むことができている弁護士は数少ないのではと思いますが、両方の分野で経験を積んできたことで、大きな相乗効果があったと感じています。「紛争の実際を知らなければ、予防の精度と効率を高めることなどできず、予防の実際を知らなければ、紛争において効果的な主張立証を行うことなどできない」というのが私の信条です。イシューを捉えるためには、紛争と予防の実務の両面からの複眼的な考察が必須だと思います。

また、コーポレートガバナンスコード元年である2015年以降、上場企業等の社外取締役及び社外監査役も引き受けてきました。守りと攻めのガバナンスを実地で経験し、貴重な経験を積むことができたと感じています。

今後も、幅広く深く活動し、会社と人と法律が関係する大切な場面で、実際に役に立つ本格派の弁護士でありたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

主な取扱業務及び実績

ガバナンス案件 (組織の統治に関連する案件)
  • ・東京女子医科大学及び同窓会の理事長解任(2023~2024)
  • ・プライム上場企業(広告代理店)の子会社不祥事に関する第三者調査委員会・委員長(2024)
  • ・財閥系プライム上場企業(化学)の監査役解任紛争(2023)
  • ・国内有名ベンチャー企業(医療AI)の支配権紛争(2023)
  • ・プライム上場企業(情報通信・システム)の監査役の任務懈怠責任に関する紛争(2022)
  • ・スタンダード上場企業(販売仲介)の不祥事・内紛対応(2022)
  • ・地方有力企業(温泉採掘)の経営権紛争(2019)
  • ・地方有力企業(石炭採掘)の経営権紛争(2017)
  • ・商社(業界大手)の経営権紛争(2016~2017)
  • ・国内トップシェアメーカー(自動車部品)の経営権紛争(2015)
  • ・東証二部上場企業(基幹部品メーカー)の経営権紛争(2014~2015)
裁判案件
  • ・少数株式の買取事業に関する法令適合性及び株価算定目的を理由とする会計帳簿閲覧請求をめぐる訴訟(令和6年10月10日最高裁第一小法廷判決)(2024)
  • ・都内有力企業(防衛関連)の新株発行差止仮処分(2024)
  • ・地方有力企業(カトラリーメーカー)の退任代表取締役による退職慰労金支払請求(2024)
  • ・食品メーカーの代表取締役・取締役・監査役解任に関する紛争(2023~2024)
  • ・不正競争行為(センサー)に関する紛争(2020)
  • ・東証一部上場企業(防災機器)の役員責任追及訴訟(2016~2017)
  • ・国内有名中小企業(金型)の事業承継に関する紛争(2016)
  • ・国内有名ベンチャー企業(IT)の監査役解任に関する紛争(2016)
  • ・東証一部上場企業(情報通信)の取締役解任に関する紛争(2015~2016)
ファイナンス案件
(資金の調達及び運用に関する案件)
  • ・プライム上場企業(広告代理店)の新規事業カーブアウト(2024)
  • ・スタートアップ(広告分野)の資金調達(2024)
  • ・放送事業者(プライム上場企業子会社)の合併(2024)
  • ・ベンチャー企業(看護介護)によるPEファンドを割当先とする支配権移転を伴う第三者割当増資(2024)
  • ・スタートアップ(イベント会社)による日常相談プラットフォーム事業者のM&A(2024)
  • ・建設事業者による同業他社のM&A(2024)
  • ・国内有名ベンチャー企業(農業分野)の10桁資金調達(2023)
  • ・プライム上場企業(非鉄金属)のベンチャー投資・資本業務提携(2023)
  • ・運送事業者による同業他社のM&A(2023)
  • ・建設DXベンチャーの資金調達(2022)
  • ・スタートアップ(農業分野)による地方企業のM&A(2022)
  • ・スタンダード上場企業によるSaaSベンチャーのM&A(2022)
  • ・スタートアップ(音響機器)の資金調達・累計10億円超(2021)
  • ・国立大学系VCファンドの組成(2021)
  • ・東証一部上場企業のM&A(情報機器メーカー)(2019)
  • ・東証一部上場企業のM&A(保険会社)(2018)

理念

Be Serviceable.
役に立つ。

ミッション

Trouble Prevention
事業に関するトラブルを未然に防ぐ。
Sustainability
事業の継続性を高める。
Soul
志高い企業のために魅力的なパートナーであり続ける。
Solution
紛争を解決する。
Speed
迅速かつ丁寧な仕事。

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